Ankyで変わる展示会支援
イベント代理店が語る、紙ヒアリングシートからの脱却のメリット
企業のB to Bマーケティング業務を外部パートナーとして強力に支援。展示会への出展支援も含め、コンサルティング、イベントマーケティング、Web・デジタルマーケティング、コンテンツ制作、広告・メディア、ブランディングまで、クライアントの課題に応じた施策を提供している。
担当者紹介:
プレグビー株式会社
代表取締役
罍 新一 様
導入のきっかけ
――Ankyを知ったきっかけを教えてください。
近年はDX推進に取り組むクライアントも多く、展示会の出展支援を行う際も「紙のヒアリングシート」は廃止する方向でご提案しています。
ヒアリングシートをデジタル化できるツールを探していたときに、株式会社博展様が主催の会食に参加させて頂く機会があり、その際に博展の子会社であるスプラシア(現:デジタルエクスペリエンス)様のAnkyの存在を知りました。
私たちは施工会社ではありませんので、「施工以外でどう差別化できるか」という課題意識を常に持っています。
装飾だけでなく、クライアントのかゆいところに手が届く新しいツールや、新しい発想を求められる場面が多いので、そういった企画やアイデアを探していた頃だったと思います。
――Ankyの第一印象は?
オフラインで利用ができるサービスというのが大きかったです。もう一つ候補があったのですが、そちらは常時ネットワークがつながっていないといけないサービスでした。当時の御社ご担当の方もレスポンスや対応が良く、やり取りもしやすかった。
――導入の初期の頃は覚えていらっしゃいますか?
Ankyを最初に導入してくださったのは、ソフトウェア事業を手掛ける企業様でした。
導入後の成果・反応
――Anky導入の要因としてセキュリティ面でご評価を頂いているとのことですが、具体的にはどういった背景がございますか?
紙でヒアリングシートやアンケートを実施していたころ、展示会のバックヤードでは集計のほかに「ヒアリングシートの束を預かって保管する」「郵便局へ持って行って会社まで送る」といった工程が発生していました。
会期終了後にお客様から会食にご招待頂くことも多いのですが、ヒアリングシートや名刺の束をお預かりしていては参加することも難しいため、取扱いに苦労をしていました。もしヒアリング用紙や名刺を紛失すれば、展示会にかけてきた時間やコストが無駄になってしまいますし、企業にとっては重大なセキュリティインシデントです。紙の束を管理するリスクや負担が軽減されるという点は、支援企業である我々にとっても、クライアントにとってもプラスになっていると思います。
――システム面でも強固なセキュリティ対策を行っています。
セキュリティが保証されていないと、導入をためらう企業は多いです。以前、サイバーセキュリティを取り扱う企業で導入された際は、膨大なチェックポイントを含む厳しいセキュリティ要件のクリアを求められましたが、Ankyは無事に通過できました。
――出展を支援しているクライアントの反応はいかがですか?
今使って頂いているクライアントにとっては、もはやなくてはならないツールになっています。
ただ導入初期は、クライアントの中でも評価が分かれていた時期がありました。新しいことに抵抗のある方が一定数いらっしゃったのが原因です。
――「紙のほうが楽では?」と思っている方を納得させるには、やはり実際に使って頂くのが一番早いのでしょうか?
そうですね。使い始めてしまえば、指定通り入力するだけなので、想像以上に手軽だと実感していただけるように思います。
Ankyの選定理由
――代理店から見てAnkyを取り扱うことのメリットは何だと思われますか?
代理店の役割は、出展する企業様に伴走して「結果を出すこと」です。成果が出る方法を提案していく時、ツールの一つとしてAnkyは すごく重宝させて頂いています。
私たちは実際にブース施工を手掛ける会社ではなくイベント支援をしている会社ですので、装飾を主軸とした提案は行いません。
展示会において最も重要なのは、顧客との接触機会を確保することです。接客の効率性、来場者をどう効果的にご案内するか、さらには事後のフォローのやスピードまでを含めて限られた予算の中で何を優先し、何をどう組み合わせれば最も効果的なのか、良い結果に導けるのか。
それらをご提案するプロセスの中で、Ankyはその要素として自然に組み込まれるイメージです。
――Ankyについて良いと感じるポイントをいくつかお聞かせください
以前は展示会の後の「データ入力」に数日〜1週間かかっていたのですが、Ankyだと会期後すぐに納品ができます。
また、あるクライアントが「紙のヒアリングシートでは、テレワークなのに会社にわざわざ行って印刷し会場まで持っていかなければならない。しかし、Ankyなら、会期の前日にセットすれば使い始められる」とおっしゃっていて。そこはすごく良いポイントだと感じています。
あと「必須項目」を設定できるというのは、大きいと思います。紙のヒアリングシートやアンケートで発生する「名前が書いていない」「そもそも字が読めない」といったトラブルがなくなるのは嬉しい。
――展示会が終了した後の、営業活動にも影響を与えていますか?
データ化までの時間が短縮されるので、見込み客に早くアクションを起こせるようになったと思います。
展示会では各社が会期後数日の間にフォローコールを行います。
来場者視点で見ると、展示会後に多くの企業から電話が来ますので、対応が遅くなるほど来場者のテンションは下がってしまいます。
そういった背景も踏まえて、展示会後のアクションが早まるというのは成果に直結する大事な要素だと考えています。
今後の要望・展望
――Ankyに求める追加機能は?
現在の「タブレットで写真を撮って名刺を読み込んでいく」方式ですと、その作業を行うスタッフが必要になってしまうので、大量の名刺をセットして一気に読み込めるスキャナーのような機械があれば、もっと使いやすくなると思います。
他には「SalesforceなどのMAツールとダイレクトに連携させたい」というお声も何度か頂いています。
また、ある企業からは「導入初期のころ、企業のマーケティング担当者に社内からAnkyの使い方について質問が集中してしまった」と聞きしました。
――その点は代理店や企業のニーズに合わせて、我々もサポートさせて頂きます。
弊社の社内では、使い方について私に質問が来ることも少なくなりました。Ankyはマニュアルも充実していますし、アンケートも直感的に作成できますので、担当者も慣れてきたのだと思います。
――代理店特有のニーズなどがあれば教えていただけますか?
提案書を作る際なのですが、Ankyのパンフレットをそのまま貼るわけにはいきません。展示会で成果をだすために「装飾」「運営」「データ活用」といった文脈があって、そのストーリーの中で「Ankyをこう活用すると効果的です」という提案書を作りたい。
提案書全体の流れに沿ってAnkyというサービスが自然に組み込まれるように、どんな便利さがあるのかを示したページを1,2枚作っていただけると、代理店としては提案しやすくなります。
――弊社ではそういったお声にお応えし、企業様ごとに提案書の作成ご支援もしておりますので、
お気軽にご相談を頂ければと思います。
本日は誠にありがとうございました。





